上手い運転、乗り心地の良い運転とは何か解説してみた

そもそも上手い運転とは

車は運転が上手い人もいれば下手な人もいます。
けれど、上手い・下手を分ける基準って何だと思いますか?
一概には言えませんが、安心して乗っていられる・運転を任せられる人が運転の上手い人と考えられます。
例えば家族や知り合いの車に同乗した時、以下のような経験をしたことは無いですか?

  • 急発進や急ブレーキ
  • 見通しが狭い道でスピードを出し、一時停止も適当
  • 車間距離を空けずにギリギリまで詰める

これらはどれも、乗っている人がヒヤヒヤさせられる運転ですね。
こうした運転を行う人は、運転が下手といってもおかしくありません。
逆に下記のような場合は、運転が上手い人といえます。

  • 発進も減速もスムーズ
  • 法定速度を守って必ず一時停止する
  • 適度な車間距離

加減速がスムーズで法定速度を守る人なら、安心して乗っていられますし、車間距離も適度に保ってくれれば、急ブレーキでヒヤヒヤせずに済みます。
極論ですが、命を預けられる人が運転の上手い人といえるでしょう。

運転が上手いと思う運転テク

運転の上手さは、その人のテクニックに左右される側面が大きいです。
例え車の安全性が高くても、運転が荒ければ不安しかありません。
なら、どんなテクが上手い運転なのでしょうか?

横揺れが少ない

特に上手いと感じさせられる運転テクが、乗車中の横揺れの少なさです。

運転が下手な人は、ハンドルを極端に操作するパターンが多く、乗っていてヒヤヒヤさせられます。
急な車線変更、右左折時の深いハンドル操作など、挙げればキリがありません。
どれも激しい横揺れを伴う場面です。

逆に運転が上手い人は、車線変更も余裕を持って行いますし、右左折時も余裕を持ってハンドルを切ります。
無駄な横揺れはほとんどありません。
ドアに押し付けられる感覚が少ないので、安心して乗っていられるでしょう。

速度の緩急がなめらか

急発進と急ブレーキは運転が下手な証拠です。
エンジンにも負担が掛かるし、もし事故を起こした時には大惨事を招きかねません。
場合によっては車の安全装置が作動するでしょう。考えるだけでも恐ろしいものです。

運転が下手な人に対して、上手な人は速度の緩急が非常になめらかです。
事故のリスクも非常に低いし、安全装置のお世話になることもありません。
発進時はゆっくりアクセルを踏み込み、余裕を持ってブレーキをかけます。
当たり前に思えますが、これが上手い人の運転テクなんです。

マニュアル車(MT)の場合、ギアチェンジがスムーズな人も運転が上手な人ですね。
下手な人は、ギアチェンジの際に「カクン」と急ブレーキを踏んだ時のような衝撃があります。
ところが、上手な人はこの衝撃がありません。
同乗していて安心できる運転テクの持ち主といえます。

道をゆずる余裕がある

車を運転中、率先して道を譲る人も運転が上手いです。
一体なぜだと思いますか?それは運転時、相手へ道を譲れるほど余裕があるからなんです。

事故を未然に防ぐために一番大事なことが、””心のゆとり””です。
余裕がある人は事故を起こす可能性が低く、乗っていても安心できます。
誰もが気持ちよく運転できるよう、配慮を忘れない人は信頼性も高いです。

対して運転に余裕がなく、我先にという考えがある人は危険です。
スピードも出すし、道を譲る余裕もありません。
交通ルールの基本は左方優先ですが、いわゆる””サンキュー事故””を起こすリスクもあります。
事故にまで至らなくても、ヒヤヒヤする場面に出くわすことは珍しくありません。

初心忘れるべからず

僕も運転が完璧とは言えないですが、相手が安心できるような運転を心がけています。
でも、上記の下手な運転に心当たりがある人は、一度見直してみてはいかがですか?

大切なのは「初心忘るべからず」です。

免許取り立ての頃の気持ちを思い出し、安全運転を心がけましょう。

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